ブラジルはサンバ、僕は頑固

パヤとパウの月1配信曲、『ブラジルはサンバ、僕は頑固』を公開しました。

 


パヤとパウ - ブラジルはサンバ、僕は頑固

 

いつになく、はっちゃけた詞になってます。

作曲はパウ、作詞・アレンジは自分がやりました。

 

人の曲に詞をつけるっていうこと自体、久しぶりだったんですが、なかなか楽しんで作れました。

 

そして、動画、初めて踊ってます。めちゃめちゃ適当ですが、お楽しみください。

 

デイドリーム・ビリーバーのカバー、その他。

予想以上に編集などに時間がかかり、公開が遅くなってしまいましたが、パヤとパウのカバー動画、第1弾の『デイドリーム・ビリーバー』公開いたしました。

 

大好きな曲をアコギと、ノートパソコンなどをかちゃかちゃ叩いて演奏してみました。

 

こつこつ水面下で頑張っております。

パヤとパウ、どうぞよろしく御願いします!

 



 

 

この曲のことを知ったのはいつのことだったか忘れましたが、その後、某コンビニのCMで使われ、世間ではその曲みたいになってるのは至極、残念です。

 

今回、The Timersのカバーの方をカバーしてみましたが、もとのThe Monkeesのバージョンも好きです。ボーカルのDavy Jonesの声がたまりません。あの人口甘味料みたいな、甘い声。

The Supremesの頃のDiana Rossと似てる、って勝手にいつも思ってます。

 

ところで、「タイマーズのテーマ」も元の曲は"Monkees Theme"なんですよね。ふーむ。The Monkeesは結構好きです。

 

"I'm A Believer"とか"Last Train To Clarksville"とかかっこいい曲多いです。

まだ聴いてない人は是非!

 

ついつい、話がThe Monkeesのほうに行ってしまいました。

 



 パヤとパウの雑談も公開しました。

 

こちらは前回発表した『灯』という曲について話してます。雑談もこれから、ちょくちょくアップしていく予定です。音楽関連の話からあまり関係のない話まで、気の向くままに話します。

 

こちらもよろしくお願いします!

 

 

最近、読んで面白かった小説。

たまにはここ最近で読んだ小説の話を。

絲山秋子の小説を二作ほど読んだ。『小松とうさちゃん』と『薄情』。

 

小松とうさちゃん

小松とうさちゃん

 

 

薄情

薄情

 

 

『小松とうさちゃん』の方はネトゲにはまるサラリーマンと大学の非常勤講師の話で、割合軽いタッチの話。最後に起こるちょっとした偶然というか小さな奇跡みたいなことが、意外とすんなり受け入れられるっていうか、あまりにも出来すぎなんだけど、素直にいいなと思えちゃうところがやっぱりすごく巧みだなっていう印象。

軽く読めて面白いので結構オススメ。

 

『薄情』の方は群馬に暮らすフリーターと出戻ってきたその後輩、そして、東京から来た木工職人が中心になってる話。地方にずっと住んでいる人、Uターンしてきた人、そして、そこにたまたまやって来たよそ者との微妙な距離が描かれてる。って書くとそれだけの小説みたいだけど、もっとリアルで濃い。この小説ででてくる、変人工房みたいな場所あったら、絶対入り浸ってるだろうな。自分。

しかし、『小松とうさちゃん』もそうだけど絲山秋子の書く男はまったく違和感がないどころかしっくりくるのがすごい。この話の男性主人公も違和感なし。

 

 

原稿零枚日記 (集英社文庫)

原稿零枚日記 (集英社文庫)

 

 

 

小川洋子の『原稿零枚日記』も読んだ。小川洋子も好きでよく読んでるけど、絲山秋子とは全く対照的な世界だな、って思う。この浮世離れした雰囲気。こちらは女性作家の日記、という体の小説ですが、一つ一つのエピソードが幻想的っていうか境界線上の話って感じ。苔料理とか、ドウケツエビとかありそうでなさそうで、ありそうな話をチョイスしてくる妙。ドウケツエビって本当にいるのにビックリした。創作かと思った。

 

この小説の主人公の女性作家はあらすじを書くのが上手で、物語を追いつつもその作品のなかの光る小石のような部分を見つけるのが得意ってエピソードがでてきたんだけど、今、このブログ書いてて、自分はそんなこと、全然できねーなって思った。読んだそばから忘れてしまうし。

 

ところで、読んだ小説のことって何でこんなにすぐ忘れてしまうんだろう。で、忘れたころに同じ小説を手にとって読みはじめて、半分くらいして、アレ、そういえばこれ読んだなーってことがよく起きる。映画もそうだけど。