静かな演奏。
普段、ロックだのPopだのうるさい音楽ばっか聞いてるとたまに、全部うるせーな!と思って、静かな音楽を聴きたくなるときがある。
少なくとも自分にはそういう時期が定期的に訪れるんですが、皆ないんだろうか。
街中やテレビから聞こえてくる音楽もとにかくうるさく、
こちらに注目!みたいに聞こえてうんざりするようなとき。
静かだったり、歌のない音楽が聴きたいとき。
Bill Frisell - "A Hard Rain's A-Gonna Fall" (solo) | Fretboard Journal
Mike Watt - Instrumental Part 2 (Live at TONY)
自然なダイナミクスのある演奏っていうか、こう、
とても静かなところを表現できる人はいいなーって思う。
This is ミュージシャン。
しかし、テレビでもこういう音がたまには流れてきたらいいのにね。
ま、うるさいのも好きだけどさ。
どうも偏りすぎな気がしてる。
歌とか、ギチっとつまった音に。
グッときた1曲 Belle And Sebastian "Another Sunny Day"
ギターがいいなと思って、最近よく聞いてる曲です。
belle & sebastian - another sunny day - lowlands 2006
こう、さりげないけど、歌の合間合間に入ってるギターのフレーズがよくて。
カントリーロックっぽさがあってかっこいい。
アルバムの演奏では左右のギターのフレーズの合わさり方も美しいし、
とても練られててセンスいいな、と思います。
曲も素晴らしい。
明るい曲調に反して、詞は意外と暗いんですね。
別れが主題の曲だと思うんですが、そう思うと途中のキメの幸福感が逆に活きてるような気がします。
- アーティスト: Belle & Sebastian
- 出版社/メーカー: Matador Records
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: CD
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この曲が入ってる"The Life Pursuit"、いいアルバムですね。
曲もアレンジも王道で、タイムレスな感じ。
しかし、このアルバムって出たのもう10年以上前なんですね。
うっすら店頭で試聴した記憶があるな。懐かしい。
好きなギタリスト
最近、ラグタイム・ブルースやギターのインスト物をよく聴いてます。
なんでハマったかというとそもそもは、ブラインド・ボーイ・フラーというブルースマンを知ったところから始まってて。
こりゃかっこいいなと思って、自分もこういう風に弾けるようになりたいな、と思って、色々探してるうちにチェット・アトキンスとか、トミー・エマニュエルにも辿り着き。
で、大変、感動した。
確か、どちらも昔聴いたことあるのに、そのときは聴いてもこんなに感動しなかったので不思議。
Tommy Emmanuel Chet Atkins Medley
トミー・エマニュエルまで行ってしまうと、上手すぎてテクニックに隠れてしまうような気がするけど、やっぱメロディをしっかり歌ってるギターっていいですね。
曲がいいっていうのもあるけど、それだけじゃなくてその歌い方に良さがあって。
これは少し前にDavid T Walkerを聴いたときにも思ったんだけど。
Bernard Purdie & Chuck Rainey, David T. Walker / What's Going On
ギタリストのかっこよさとか魅力ってそれぞれ色々あるけど、単純にメロディ弾いただけでいいな、凄いなって思う人がいる。レス・ポールさんとかもそうだなー。
一方で、上手いんだけど何か好きになれないなっていう人もいるんだけど、それってやっぱ歌い方にしっくりきてないんだろうか。
歌心とか言っちゃうと急に胡散臭くなる気がして、嫌なんだけど、あるような気がしてる。
呼吸のタイミングが自分と合わないとかね。
結局、何が言いたいかというと、音楽が大事。って思ってるギタリストが好き。
ってことですかね。