静かな演奏。

普段、ロックだのPopだのうるさい音楽ばっか聞いてるとたまに、全部うるせーな!と思って、静かな音楽を聴きたくなるときがある。

 

少なくとも自分にはそういう時期が定期的に訪れるんですが、皆ないんだろうか。

 

街中やテレビから聞こえてくる音楽もとにかくうるさく、

こちらに注目!みたいに聞こえてうんざりするようなとき。

 

静かだったり、歌のない音楽が聴きたいとき。

 


Alex Riel: Extended Drum Solo

 


Bill Frisell - "A Hard Rain's A-Gonna Fall" (solo) | Fretboard Journal

 


Mike Watt - Instrumental Part 2 (Live at TONY)

 

自然なダイナミクスのある演奏っていうか、こう、

とても静かなところを表現できる人はいいなーって思う。

This is ミュージシャン。

 

しかし、テレビでもこういう音がたまには流れてきたらいいのにね。

ま、うるさいのも好きだけどさ。

 

どうも偏りすぎな気がしてる。

歌とか、ギチっとつまった音に。

 

グッときた1曲 Belle And Sebastian "Another Sunny Day"

ギターがいいなと思って、最近よく聞いてる曲です。

 


belle & sebastian - another sunny day - lowlands 2006

 

こう、さりげないけど、歌の合間合間に入ってるギターのフレーズがよくて。

カントリーロックっぽさがあってかっこいい。

 

アルバムの演奏では左右のギターのフレーズの合わさり方も美しいし、

とても練られててセンスいいな、と思います。

 

曲も素晴らしい。

明るい曲調に反して、詞は意外と暗いんですね。

 

別れが主題の曲だと思うんですが、そう思うと途中のキメの幸福感が逆に活きてるような気がします。

 

Life Pursuit

Life Pursuit

 

 

この曲が入ってる"The Life Pursuit"、いいアルバムですね。

曲もアレンジも王道で、タイムレスな感じ。

 

しかし、このアルバムって出たのもう10年以上前なんですね。

うっすら店頭で試聴した記憶があるな。懐かしい。

 

 

好きなギタリスト

最近、ラグタイム・ブルースやギターのインスト物をよく聴いてます。

 

なんでハマったかというとそもそもは、ブラインド・ボーイ・フラーというブルースマンを知ったところから始まってて。

 

こりゃかっこいいなと思って、自分もこういう風に弾けるようになりたいな、と思って、色々探してるうちにチェット・アトキンスとか、トミー・エマニュエルにも辿り着き。

 

で、大変、感動した。

 

確か、どちらも昔聴いたことあるのに、そのときは聴いてもこんなに感動しなかったので不思議。

 


Tommy Emmanuel Chet Atkins Medley

 

トミー・エマニュエルまで行ってしまうと、上手すぎてテクニックに隠れてしまうような気がするけど、やっぱメロディをしっかり歌ってるギターっていいですね。

 

曲がいいっていうのもあるけど、それだけじゃなくてその歌い方に良さがあって。

 

これは少し前にDavid T Walkerを聴いたときにも思ったんだけど。


Bernard Purdie & Chuck Rainey, David T. Walker / What's Going On

 

ギタリストのかっこよさとか魅力ってそれぞれ色々あるけど、単純にメロディ弾いただけでいいな、凄いなって思う人がいる。レス・ポールさんとかもそうだなー。

 

一方で、上手いんだけど何か好きになれないなっていう人もいるんだけど、それってやっぱ歌い方にしっくりきてないんだろうか。

 

歌心とか言っちゃうと急に胡散臭くなる気がして、嫌なんだけど、あるような気がしてる。

呼吸のタイミングが自分と合わないとかね。

 

結局、何が言いたいかというと、音楽が大事。って思ってるギタリストが好き。

ってことですかね。