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耳の良さ

最近、Loren Mazzacane Connorsというギタリストを知って、よく聴いてます。トーンがとにかく美しい。幽玄って言葉がよく似合うようなギターを弾く人です。

 

音の輪郭が淡いっていうか、滲んで消えてくような、水彩の絵の具みたいなギター。

 


Loren Connors & Alan Licht - Sometime, Somewhere In NYC

 

話は少し変わりますが、この頃、ようやくDerek Baileyの良さがわかったような気がします。と言ってもまだ少しなんですが…この人のギターのトーンはいつも美しいです。

 

言ってることはよく分からないけど、とても美しい言語を聴いた……みたいな感じがします。そのトーンは冷んやりとして即物的で、とても素晴らしいな、って思います。そこにギタリストはいなくて、ただギターが鳴ってる感じがする。凄く耳の良い人なんだろうな、って想像してます。Loren Mazzacane Connorsもそうだけど。

 

とんでもなく耳の良い人っているんですよね。

 

なんとなく音楽を聴いたときに皆、大体同じような情報を耳から得てるような気になってしまいますが、そもそも聴いてる音って皆、同じなんだろうか?っていう疑問がこのごろ頭の中に渦巻いてます。たぶん、結構違うんじゃないだろうか。だとしたら、どれくらいの個人差があるんでしょうね。

 

ま、そうした生来の能力差はあろうとも、”耳の良さ”って磨けないものでしょうか。

 

一口に”耳の良さ”って言ってもいろいろあると思いますが、ここで言いたいのはただ自分の楽器から出てる音やあるいは相手が放つ音にどれだけ耳を傾けられるか、根気よく向き合えるかみたいなこと。

 

音を注意深く聴きながらその出てくる音と会話する、みたいな能力って生まれつき勿論、向き不向きがありましょうが、そこに注意を向けることで磨けるのじゃないかな、と思います。要はどれだけ丁寧に根気強くやれるかってことだから。

 

長々書いてきて何が言いたいかというと結局、Loren Mazzacane Connors、かっこいいよね、ってことなんですが……

 

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