姿勢とグルーヴの話。

自分はどうも骨盤が後傾しているようだ、ということに気づいたのは確かscscsの稽古をしているときだった。床に足を伸ばして座ろうとしたときに、どうしても骨盤が立たないで寝てしまう。要は普段からその骨盤が寝た状態が癖になっていて、もも裏の筋肉が固まって伸びないってことなんだと思う。

 

立つ時や歩く時に猫背だったり、顎が上がってしまって姿勢が悪いのはそのせいだろう。

 

それからたまにストレッチをしたりして、なるべく、もも裏の筋肉を伸ばすようにして、骨盤が立たせようとしてきた。が、体にしみついている習慣なので、これがなかなか治らない。

 

で、成果が出ないので、そんなことは早々に忘れて普通に暮らしていた。

 

ところが最近、『フットボールネイション』という漫画をちらっと読んだら、もも裏の筋肉を使って歩くと良いよ、みたいなことが書いてあったので試しにやってみた。

 

そうしたところ、確かに歩くスピードが上がり、歩幅が大きくなった気がする。さらにどうしてなのか、骨盤も自然に立つようになって来た気がする。これは思わぬ成果だった。

 

思うに、そもそも昔から歩くときの姿勢が悪かったから、骨盤が寝てるのが普通の状態になってしまい固まっていたのだろう。それが、歩くときのバランスが微妙に変わり、歩くことにより自然にもも裏の筋肉がストレッチされて伸びるようになってきたのだと思う。

 

そして、骨盤の傾きやもも裏の筋肉を意識するようになってから、ドラムで速いテンポでペダル踏むときも少しずつ安定するようになってきた。面白いもんですね。速くなると全然、足が安定しないなって思ってたけど、そういうことだったのかって。

 

今はさらに立ってるときの姿勢のバランスが少し変わったことで、グルーヴの感じ方も変わるんじゃないか、と睨んでいますが…どうでしょうか。というのも、踵のほうに寄りがちだった重心が真ん中になってきた。

 

しっかりと骨盤を立てて地面に立つことに慣れてくれば自分のモタり癖とかベターっとしたリズムが少し治るんじゃないかな、って期待してます。

 

Red Hot Chili PeppersのFleaの立ち方とか、踏ん張りがきいてて、素晴らしいなって見てて思います。

 


Flea Introduces the Fender Signature Flea Bass

 

The Rolling Stonesも皆、素晴らしい立ち方。

 


The Rolling Stones - Brown Sugar (Live) - OFFICIAL

 

 いいな。