母さん、僕のあのグルーヴ、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、谷底に落としたあのグルーヴですよ。
ということで音楽ではよく「グルーヴ」という言葉が使われてますけど、それが何のことだか、納得いく説明をあんまり見たことないです。
曰く、理屈じゃなくてノリだ!とか、いや、それぞれのリズムのズレだ!とか。
そこでグルーヴを感じられる、と僕が思う音楽の再生リストを今回作ってみました。
(ま、自分で聴いて練習したくて作りました。
50曲と長いので作業用BGMにどうぞ。)
要は今日言いたいことはこの音楽を流しながら、ただ4拍子をカウントするだけで、あなたもグルーヴが突然体で感じられるようになって、窓の外の雨はにわかに止み、雲が開け、空は晴れ……
やがてクララは立って、歩けるようになり、「ジジイ、金よこせよ!」つってハイジと村中暴れ回って、アルプス界隈としてその名を全国に馳せ…
それから10年……。
なんて冗談はおいておき、そもそもポピュラー・ミュージックはたとえそれが4ビートでも8ビートでも16ビートでも……スウィングしようがシャッフルしようが、ハーフタイムシャッフルしようが、大きい目で見れば4分の4拍子です。
演奏者は細かく分割して捉えられた方が望ましいけど、聴く方は大きく4でノレればいい。
例外の8分の12拍子も3つずつにフレーミングすれば4拍子の仲間だし、8分の6拍子は2拍子で共に偶数系。
そして本当の3拍子のワルツみたいな曲って今のポップスではほぼ無いです。
(変拍子だらけみたいなプログレやポスト・ロック(死語?)はありますがあくまで好事家向けだし。)
ということで兎に角、大きく4つ数えて体揺らせばいいわけ。とても雑に言えば。
そもそもこの大きな4という基礎を体幹で感じれていない状態で、それ以上細かく分割するっていう枝葉末節に注目してこだわってもただ細かくズレてってダイナミクス減ってノレなくなってくだけ、なんですよね。(まして意図してタイミング、ズラそうとか、こんがらがるだけじゃない?)
ここであえて4つカウントするときのコツみたいなものを挙げるなら、ドラムの1(キック)、2(スネア)、3(キック)、4(スネア)の音を聴きながら体で波を感じるわけなのですが、それをアッ!、ンー、アッ!、ンーのようにカウントしてくこと。
カウント 1、2、3、4、
ドラム ドッ、バン、ドド、バン、
口 (アッ!)、ン"ー、(アッ!)、ン''ー、
体 伸びる、縮む、伸びる、縮む
この1拍目、3拍目の『アッ!』はまるでマイケル・ジャクソン的なすんごく短くて高い、吐息を飲み込むようなスタッカートの『アッ!』です。カッコつきの声が聞こえるか聞こえないか、だけどテンション高いほとんど息のような(アッ!)。
反対に2拍目、4拍目は思い切り低くて長い『ンー』です。こちらは濁点付くぐらい、低くてほとんど声じゃなくて、喉や鼻、胸を鳴らしてるだけ、振動してるだけぐらいの『ン''ー』です。
なので(アッ!)、ン"ー、(アッ!)、ン"ー、と4拍を数えます。
最初は口で言いながらの方がわかりやすいですけど、慣れてきたら頭の中でそうカウントするだけでも変わります。
馬鹿みたいですけど、これが効きます。
体の動き的には1拍目のキックで地面蹴ってパッと上体が空に跳ね上がり(伸びて)、2拍目のスネアでストンと落ちて縮む、3拍目キックで地面蹴ってパッと上体が空に跳ね上がり(伸びて)、4拍目でストンと落ちて縮む。
これだけです。
音楽聴き始めの人や環境によってはキックなど低い音が聞きづらい場合もあるでしょうから、最初はとにかく単純な8ビートの曲のスネアのバン!のところでブンッて腕や体が床に向かって沈み込むような重力を感じればいいと思います。
まるで腕や腰がストンと落ちて、その重みで地面の下まで突き抜けてくようなイメージです。
(力ではなく、完全に脱力したときの腕や体の重さ自体で自由落下してくイメージ)
その重力を感じながら、ン"ー、ン"ーとカウントしていって、あとはその合間合間でハッと息を吸って素早く体が伸びて持ち上がるようになればいいだけです。
ま、個人的な見解ですが、ノリが少し変わると思います。
一つだけ注意しておきたいのは、これはタイミング当てクイズでは無いので、あんまり神経質に自分のカウントだけに集中せずに、音を聴いて流れに任せるということです。
(追記)
上のようにカウントしてて、何故かRed Hot Chili PeppersのFleaの顔が浮かんできて、なんかそんな風に歌ってるの見たことある気がすると思ったらこの曲でした。
youtu.be
この曲の間奏(1:27~)のとこでそんな風に歌ってます。
曲に合わせてもっと細かいですが。
この曲はテンポ速いので、こちらの曲でもゆっくりとそんな風に歌えると思う。
youtu.be