Neil Young, Crazy Horse "Broken Arrow"
久しぶりに音楽をスピーカーを使って、それなりの音量で聴いた。
Neil YoungがCrazy Horseの面々と作ったアルバムの中でも自分はこの"Broken Arrow"というアルバムが一番好きだ。
90年代のCrazy Horseのアルバムというとこれの前の"ragged glory"とかライブ盤の"weld''の方が評価は高いのかもしれないが、自分としてはこちらが最初に聴いたCrazy Horseのアルバムだからか幾分思い入れがある。
このアルバムの良さはニール・ヤングらしい歪んだ荒涼としたギターが鳴りつつも、どこか飄々とした軽み、みたいなものを感じさせるところにあって、適当にかけてて心地よい。
ヘッドホンやイヤホンで聴き込むというよりは、スピーカーで流しっぱなしにしたい音楽。
こうしたアメリカンロックのハードさと軽みを感じさせるアルバムが私は好きで(ニール・ヤングはカナダ人だけど)、他にはPearl Jamの"Yeild"が思いつく。
あれもそんなに取り上げられないアルバムだけど、自分はよく聴いていた。
しかし、改めて聴くと歪んだギターの音色としては自分はやはりニール・ヤングの音が一番好きかも。その次はジョン・フルシアンテとかJ・マスキスとか。
ファズっぽい荒々しさがある音。
ちなみにジム・ジャームッシュがこの頃のニール・ヤングとクレイジーホースを撮ったドキュメンタリーの"Year of the Horse"も良かったのでそちらも必見です。
ロックを感じた瞬間 ベスト3
また前回更新してから、気づいたら1ヶ月ほど時間が空いてしまいました。
その間に新型コロナのワクチン接種の2回目をしたんですが、そこから1〜2週間はすこぶる体調が悪かった上に、その後、自分の新曲のミックスやらマスタリングやらにかまけていて、そちらに時間を費やしておりました。
新作は一応の完成をみたので、ジャケとか自分なりにでっち上げたら、また配信したいと思ってます。
よろしくお願いします。
さて、今日はロックを感じた瞬間、ベスト3という切り口で、you tubeで見た動画のなかでロックだな、と思った瞬間を並べてみようという趣旨です。
実際並べてみると自分がどんなことをロックだと感じてるのか、なんとなくわかってきて意外と面白かったです。
では3位から順に紹介を。
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グッときた1曲 The Cure - Hello Goodbye
The Cureがビートルズのカバーしてて、しかも、”Hello Goodbye"って意外な選曲に驚いだのだが、普通に良かった。
こんなのやってたの全然知らなかったな。2014年だから結構、前だ。
ここでキーボード弾いてるのがポール・マッカトニーの息子のジェイムズ・マッカートニーだそうだ。確かに顔がちょっと似ている。
演奏もよくて、最後の方のピアノの装飾的な感じが結構、良い。一時期のWilcoみたいだなって思ったけど、そもそもWilco自体がビートルズ・ライクだったのだから当然か。
原曲はもちろん好きなんですが、こういう明るい曲調に、人のすれ違いみたいな歌詞が載ってるのってホロっとさせますね。
"Hello Goodbye"についてはこの動画も面白かったです。