Pulpを聴く夕べ

NPRにPulpが出演したので、見ている。

 

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ちょっと前にサムネ見たときにこれは後で座してちゃんと見なくては!、と思い、この前やっと見た。

 

よかった。

 

最初の曲から''This is Hardcore"である。

何を隠そう、自分が高校生くらいのときに最初に買ったPulpのアルバムが"This is Hardcore"だったので(結構珍しいかも?)、今でも思い入れがある。

 

ちなみにもちろんジャケ買い

 

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(好きな曲なんですが昔のタワレコの試聴機みたいな音質の曲だ!これ。)

 

あの頃はブックオフとかで、名前聞いたことある→ジャケが気になる→安いな!くらいで買ってた気がする。今と違って気軽に曲も聴けなかったし。

 

昼飯ケチッてCD買ってたから、大層痩せていた。

 

けど、色々新しい音楽が発掘できて、楽しかったな。今はいくらでも簡単に聴けるけど、あの時ほど熱心に探すことはない。

 

で、Pulp

 

最初のViolinとViolaを使ったアレンジから素晴らしくて、Jarvisの手の動きもいつも通り面白くてよかった。メガホンみたいに使うパフォーマンスも気が利いてる。

 

Pulpの曲はメロディの良さは勿論のこと、一曲一曲、短編小説のように物語があるところが良い。

 

あの曲はこういう話、この曲はそういう話、それぞれに思い出せるような具体性があるし、そして共感性がある。

 

そういうところが今も残ってる強さだし、根強いファンがいる結果に繋がってるのだろう。何はともあれ、まだまだ現役感あるパフォーマンスでよかった。

Lee Ranaldoの話。

最近、小忙しくなって諸々全然、進まなくなっている。

 

曲は作ってはいるのだが、詞はできない。

 

20曲くらい作ってそこから段々絞っていって5、6曲分、一回出来るのには出来たのだが、そのうち、自分の中ではしっくりこなくなってきて曲ごとボツになった。そうこうしてるうちに新たに良いなと思う曲がドドンと10曲ほど出来たが、今度はそちらにも詞がなかなかつかない。

 

結局、ジリジリしていっそ誰かに頼もうかと思ったが、歌うのは自分だしなー、と思うとやはり自分で書いたほうがいいかな、とも思う。

 

賽の河原みたいな話だ。

(ほんとうか。)

 

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話は変わって、久しぶりにsonic youthを聴いていて、そういえば解散後のそれぞれはどんなのやってるんだろうと気になって今さら聴いてみたりした。

 

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Kim Gordonの最近のソロはNine Inch Nailsみたいにインダストリアルになっていてびっくりしたが、さすがにカッコいい。(70を越えた人はとても見えない!)

 

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Thurston Mooreのソロはほぼほぼsonic youthなのだがなんかクリアすぎて物足りない感じがした。

(ドラマーがSteve Shelleyでも、sonic youthにあった無心にドライブする感覚に欠ける。生真面目すぎるというか。)

 

 

そもそも自分がsonic youth好きな理由はSteve Shellyのドラムだ。

 

ドカドカと威勢よくスネアやタムを叩き、シンバルを時に繊細に歌心をもって叩く、彼のドラムを聴きたい時にsonic youthを聴く。

なんとなくリンゴ・スターを思わせるそのドラム。

 

パンク、グランジ時代のリンゴ・スター

 

そして、そんなSteveや主要な曲で歌うThurstonやKimの脇でついついその存在を忘れられがちなのがLee Ranaldo。

 

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彼が弾くギューンッと密度が詰まったギターの音や、アームやハーモニクスを多用したモヤーンとしたそのノイズが疾走感をもってSteve Shelleyのドラムと絡むのが、実はsonic youthというバンドのサウンドの醍醐味だったんじゃないだろうか、と今回、改めてそれぞれのソロなど聴き直して思う。

 

Thurstonのギターは確かにワイルドで目立つが、Leeも裏でギターを無心に搔きむしりSonic Youthのカオティックながらの疾走感だったり、メロウでアブストラクトな雰囲気だったりの演出にかなり貢献している。

 

パフォーマンス的な見せ方をするThurstonに対して、Leeのステージ上での振る舞いは職人的でありつつ、ある種の無邪気さというか子供っぽさがあるというか、そのモヤンとした感じがバンド全体を焚き付けてるのじゃないだろうか。

 

 

 

 

Leeは曲も歌もいいし、ソロになってからの雰囲気も1番好きだな。

 

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ところでギターが2人いるバンドっていっぱいあるけど、リズムとリード、きっぱり分かれてるのではなくて、どっちがどっちを弾いてるのかあんまりわからないようなバンドが自分は好み。

 

sonic youthもそうだし、Ron WoodになってからのRolling Stonesとかも。

 

そういうのこそ、バンドの良さという感じがする。

Neil Young, Crazy Horse "Broken Arrow"

久しぶりに音楽をスピーカーを使って、それなりの音量で聴いた。

 

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Neil YoungがCrazy Horseの面々と作ったアルバムの中でも自分はこの"Broken Arrow"というアルバムが一番好きだ。

 

90年代のCrazy Horseのアルバムというとこれの前の"ragged glory"とかライブ盤の"weld''の方が評価は高いのかもしれないが、自分としてはこちらが最初に聴いたCrazy Horseのアルバムだからか幾分思い入れがある。

 

このアルバムの良さはニール・ヤングらしい歪んだ荒涼としたギターが鳴りつつも、どこか飄々とした軽み、みたいなものを感じさせるところにあって、適当にかけてて心地よい。

 

ヘッドホンやイヤホンで聴き込むというよりは、スピーカーで流しっぱなしにしたい音楽。

 

こうしたアメリカンロックのハードさと軽みを感じさせるアルバムが私は好きで(ニール・ヤングはカナダ人だけど)、他にはPearl Jamの"Yeild"が思いつく。

 

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あれもそんなに取り上げられないアルバムだけど、自分はよく聴いていた。

 

しかし、改めて聴くと歪んだギターの音色としては自分はやはりニール・ヤングの音が一番好きかも。その次はジョン・フルシアンテとかJ・マスキスとか。

 

ファズっぽい荒々しさがある音。

 

ちなみにジム・ジャームッシュがこの頃のニール・ヤングとクレイジーホースを撮ったドキュメンタリーの"Year of the Horse"も良かったのでそちらも必見です。