Neil Young, Crazy Horse "Broken Arrow"
久しぶりに音楽をスピーカーを使って、それなりの音量で聴いた。
Neil YoungがCrazy Horseの面々と作ったアルバムの中でも自分はこの"Broken Arrow"というアルバムが一番好きだ。
90年代のCrazy Horseのアルバムというとこれの前の"ragged glory"とかライブ盤の"weld''の方が評価は高いのかもしれないが、自分としてはこちらが最初に聴いたCrazy Horseのアルバムだからか幾分思い入れがある。
このアルバムの良さはニール・ヤングらしい歪んだ荒涼としたギターが鳴りつつも、どこか飄々とした軽み、みたいなものを感じさせるところにあって、適当にかけてて心地よい。
ヘッドホンやイヤホンで聴き込むというよりは、スピーカーで流しっぱなしにしたい音楽。
こうしたアメリカンロックのハードさと軽みを感じさせるアルバムが私は好きで(ニール・ヤングはカナダ人だけど)、他にはPearl Jamの"Yeild"が思いつく。
あれもそんなに取り上げられないアルバムだけど、自分はよく聴いていた。
しかし、改めて聴くと歪んだギターの音色としては自分はやはりニール・ヤングの音が一番好きかも。その次はジョン・フルシアンテとかJ・マスキスとか。
ファズっぽい荒々しさがある音。
ちなみにジム・ジャームッシュがこの頃のニール・ヤングとクレイジーホースを撮ったドキュメンタリーの"Year of the Horse"も良かったのでそちらも必見です。