NPRにPulpが出演したので、見ている。
ちょっと前にサムネ見たときにこれは後で座してちゃんと見なくては!、と思い、この前やっと見た。
よかった。
最初の曲から''This is Hardcore"である。
何を隠そう、自分が高校生くらいのときに最初に買ったPulpのアルバムが"This is Hardcore"だったので(結構珍しいかも?)、今でも思い入れがある。
ちなみにもちろんジャケ買い。
(好きな曲なんですが昔のタワレコの試聴機みたいな音質の曲だ!これ。)
あの頃はブックオフとかで、名前聞いたことある→ジャケが気になる→安いな!くらいで買ってた気がする。今と違って気軽に曲も聴けなかったし。
昼飯ケチッてCD買ってたから、大層痩せていた。
けど、色々新しい音楽が発掘できて、楽しかったな。今はいくらでも簡単に聴けるけど、あの時ほど熱心に探すことはない。
で、Pulp。
最初のViolinとViolaを使ったアレンジから素晴らしくて、Jarvisの手の動きもいつも通り面白くてよかった。メガホンみたいに使うパフォーマンスも気が利いてる。
Pulpの曲はメロディの良さは勿論のこと、一曲一曲、短編小説のように物語があるところが良い。
あの曲はこういう話、この曲はそういう話、それぞれに思い出せるような具体性があるし、そして共感性がある。
そういうところが今も残ってる強さだし、根強いファンがいる結果に繋がってるのだろう。何はともあれ、まだまだ現役感あるパフォーマンスでよかった。