グッときた1曲 Tipographica 『そして最後の船は行く』
この頃、とりあげてた音楽と急に毛色が違うものになりますが、
最近またTipographica聴いて、とても好きだなと思ったので。
DCPRGもいいんですけど、先にピンときたのはTipographicaなんですよね。
もちろんどちらも後追いなんですが。
ユーモラスなフレーズが自分の性に合ってる気がするんです。
そういえばフリージャズも自分は意外と好きなんですが、なぜ好きかというと、やはりユーモアのあるフレーズが多いからなんじゃないか、と思ってます。
アルバート・アイラーもオーネット・コールマンもエリック・ドルフィーも。
フリージャズっていうと深刻そうなイメージですけど、案外そうでもないんじゃないか、と思ってます。
聴いてるとなんか元気になるんですよね。頭のネジが外れて。
この『そして最後の船は行く』も踊れるし、聴いてると元気でます。
可笑しいと同時にメロディがとても美しい曲です。
しかし、なんて演奏上手いんだろう。あんまり上手いと反射的に笑ってしまいますよね。
あの笑いは何なんだろう。
突き詰めたものは笑えるってことなんでしょうか。