なかなか終わらない音楽

この頃、何となく共通するものがあるなーと思う音楽を並べて聴きながら、ぼーっと考えてます。何で似てると思ったのか、を。要はグルーヴだとか執拗な反復だとかそういうことなんだろう、と思いつつ、それだけじゃないような。ドラムの抑制された、淡々と反復していくところ。使われてるコードや展開の少なさ。共通点はいろいろありますが、それだけだと納得いかなくて。かといって”冷めた熱さ”みたいな、文学的な言葉にしちゃうとそれはそれで狭めてしまうような。

 

繰り返しの音楽なのですが、打ち込みのように完璧に繰り返してるわけではなく、テンポも揺らいでいて。緊張感もあるけど、すごく張りつめてるわけでもなく。適度に興奮しつつ、退屈しつつ。同じ文字を延々見つめてると、ゲシュタルト崩壊して意味がわかんなくなっていくといいますが、それにも近いような。ともかく、ぼーっとしてくる音楽。自分もいつかやってみたいと思いつつ、聴いてます。

 

 


The Velvet Underground - White Light/White Heat (Version 1/The Complete Matrix Tapes)

この音源ではベースはダグ・ユールなんでしょうか。かっこいい。

 


Can - Oh Yeah

 今だったらみんな踊りそうだけど、踊らないアンニュイな観客。ダモ鈴木の絶頂との距離感が面白い。

 


Talking Heads - Born Under Punches (The Heat Goes On) - 11/4/1980 - Capitol Theatre (Official)

エイドリアン・ブリューがギターを弾いてますね。風貌も含めてわりと好きです。ポスト・パンクってつんのめったリズムであんまり好きじゃないバンドが多いんだけどTalking Headsは結構好きだな。

 


Bo Diddley - Bo Diddley (1955)

これは短いけどこれが延々続いても大丈夫。

 


Fela Kuti - Shakara

ドラムのTony Allenも好きです。