土臭い音楽
どこか土臭さのある音楽が自分はやはり好きなんだな、と感じて、この頃、よく聴いてます。
でも土臭さ自体が大事なんじゃなくて、民謡とかもそうだけど、演奏してる体とかがリズムに乗っている体が和声や構成がシンプルな分、共有しやすく感じるっていうか、より見えやすいっていうか。
大きな波のようなリズムに気ままに乗りたいんですよね。
そのための単純さってある気がします。
The Wood Brothers - One More Day
見ればわかる通り、とにかく達者な人たちなんですが、特にギターのカッティングの右手の使い方、ほれぼれします。
スネアの音も素晴らしい。
途中のベースの人のダンスも心から楽しんでる感じがして素敵です。
Deer Tick - Ashamed (Live in New York)
最近Nirvanaの再結成?ライブでボーカルとしてステージに立ったJohn McCauleyのいるDeer Tick。
The Replacementsのカバーもいっぱいやってるバンドです。(ちなみにこのライブで披露しているJohn Lennonのカバーも素晴らしいです。)
"Ashamed"は以前から好きな曲だったのですが、こんなオルガン中心に演奏してる時もあったんですね。そして、良い。初めて知りました。
Mary Gauthier - Mercy Now
アメリカの女性フォークSSW、Mary Gauthier。
すごくいい声。録音も素晴らしい。
(Sandy) Alex G - Bobby
色んな曲調のある人なのですが、この曲はちょっとRyan AdamsのいたWhiskeytownを思い起こさせます。
フィドルとバンジョーってやっぱいい響きですね。ライブ映像見るとより若さとひたむきさを感じて、なんとも言えない良さがあります。
どこにもたどり着かない感じ、というか。
90年代リバイバルな女性ボーカルバンド
最近、90年代のロックバンド…グランジやローファイのような雰囲気を持った女性ボーカルの曲を何だかよく聞くな、と思ってちょっと集めてみました。
かっこいいバンド多いですね。
Skating Polly - Little Girl Blue and The Battle Envy
最初のベースリフがもうグランジな感じ。強烈に懐かしかったです。
Nirvanaもそうだけど、サイケなとこがJane's Addictionとかも思い起こさせます。
Courtney Barnett: Nameless, Faceless
Kurt VileとのデュオもよかったCourtney Barnett。
左利きギターで長髪、サビでギターが歪む曲調も相まってNirvana感がすごい。
Soccer Mommy - Cool
いいですね。Weezerとかを思わせるような。
最後のテープスピード変えるみたいなエフェクトもローファイで。
Snail Mail - "Pristine" (Official Lyric Video)
なんでしょうね。コード感から懐かしー。
どこかで聴いたことあるような感じがすごいんですが何って具体的に思い浮かばないとこも素晴らしい。
Hop Along - "How Simple" (Live at WFUV)
以前も紹介したHop Alongも90年代風味ありますね。
新作はもっといろいろやってますが。しかし、演奏うまいです。
これって若者もそうだけど、もしかしたら30~40代の世代だった人たちがまた盛り上がってるのかもしれないっすね。
僕は結構楽しんでます。
時代が一周したのかな。
ロックバンドのR&B曲
ロックバンドがたまに出す、グルーヴィーでR&B調だったりヒップホップっぽいような曲って結構好きだなって思ったので集めてみました。
そういう曲調にロックバンドならではの荒々しさがあったり、ヘヴィなギターが入ってるとたまらんなーと思います。
Arctic Monkeys - Do I Wanna Know?
Arctic Monkeysの2013年のアルバム『AM』の1曲。
最初に聴いた時、ボトムの低いドラムの音と音数の少なさが今っぽくて最高だと思った。
……のも、もう5年も前…。
Muse - Supermassive Black Hole
Museの2006年のアルバム、『Black Holes & Revelations』の1曲。
ディスコっぽいファルセットの歌とヘヴィなギターリフが素晴らしい。
Maroon 5 - Harder To Breathe
Maroon 5の1stアルバム『Songs about Jane』の1曲。
これも最初聴いたとき衝撃だった。ギターリフと隙間の使い方の妙。
この路線でいってくれればもうちょっと好きなバンドだったんだけど、その後こういう曲調なくなってしまった。
Weezer - Say It Ain't So
レゲエっぽい裏打ちのゆるいリズムとスカスカなヴァースと、ギターが思いっきり歪むコーラスの対比。ザ・90年代!
Weezerはラップが印象的な"Beverly Hills"もいいです。
Nine Inch Nails - Closer
Nine Inch Nailsの『Downward Spiral』収録の1曲。
トレント・レズナー流の風変わりで過激なディスコソングとも思える。
NINは結構R&Bだったりヒップホップだったりの影響も大きい。『The Fragile』収録の"where is everybody"なんかもろラップ。『With Teeth』の1曲目"All The Love in The World"は後半ゴスペルだし。
Stereophonics - Maybe Tomorrow
Stereophonicsの"You Gotta Go There to Come Back"収録のソウルフルな1曲。
1曲通してほとんど同じコード進行のループってとこもヒップホップ的な。
The Rolling Stones - Beast of Burden
最後はやはりこのバンド。メロウな曲。
カーティス・メイフィールドっぽいギターワークが最高。ロン・ウッドのソロも素晴らしい。